梅雨もようやく明けまして、夏真っ盛りであります。しかし、讃岐の夏は蒸します。先日ベトナムの青年が片頭痛を訴え来院されましたが、彼曰く「この湿度にやられました。」との事 ! 「えっ ? そりゃベトナムの方が湿度は高いでしょう ?」と聞き返しましたら「いやいや、この蒸し暑さはベトナム以上、普通では無い !」と申しておりました。これにはちょっと驚かされましたが、いよいよ日本も熱帯化か ?
そこでこんな季節の休日には、クーラーの効いた涼しい部屋でカリカリに冷やしたジンジャーエールを一杯 !
私のお勧めのミュージックは少しマニアックですが1976年鈴木慶一とムーンライダースのデビューアルバム「火の玉ボーイ」の5曲目「午後のレディ」で決まりです。もう少しポピュラーなところでは、ハワイ伝説のシンガー「IZ(イズラエル)」の「虹の彼方へ(Over the Rainbow)」でワイキキに想いを馳せるというのも手ですが、それならもっと暑く「Third World」の「Cool Meditation」とレゲーでいくというのもなかなかかと思います。
ところでジンジャーエールはフランスのシャンパンに惹かれたカナダ人の男性が、「アルコールの無いシャンパン」として開発したものって知ってました? ですからなかなかお洒落な飲み物なのです。ショウガといえば体を温める効果で有名ですが、これは「ショウガオール」という成分によるもので、体を温めて血行を促進させ、糖や脂肪の分解を促進してくれるのでダイエット効果があると言われています。同時に、白血球を増やして体の免疫力を高めてくれるので風邪の予防や生薬としても優秀らしいです。しかしこれはあくまで生ショウガから自作しての効果で、「ハチミツ」は特にミネラルやビタミンが多く、美容健康にもおすすめですし、「黒砂糖」には血糖値や中性脂肪の生成を抑える効果があるとの事ですから、ぜひそれらを使用した自家製ジンジャエールをお勧めします。
ところで、もう一つ ! 夏と言えば「生ビール」ですが、お酒はアルコール濃度の低いものから飲んだ方が酔いも回りにくく、肝臓への負担も軽いようです。「とりあえずビール ! 」はお勧めです。ただし、脱水症に対する水分補給の意味でのアルコール摂取はダメなのです。アルコールは利尿作用があり逆に脱水を助長する事もありますのでご注意を !
それでは今月も頑張っていきましょう !